小さなチカラで、大きなモノを、いかに 「効率良く動かすか?」 … 中小企業の考え方の基本ですよね!
力点・支点・作用点
小学生でも知っている
「テコの原理」
小さなチカラで
大きなモノを動かすという
あらゆる 「機械」 の
基礎的な考え方となっていること
言うまでもありません
この 「テコの原理を発見」 したのが
今から
約2500年前 古代ギリシアの
数学者・発明家・天文学者
誰でも知っている有名人
「アルキメデス」 です!
そんな 「アルキメデスの名言」
「てこ」 と 「支点」 とを与えよ
されば、地球をも動かさん
by アルキメデス
このアルキメデスの名言は
ちょっと理解が難しいですが
要するに下記のような意味です!
◎ 支点=
動かないよう固定された部分
◎ 力点=
力を加える部分
◎ 作用点=
力が働く部分
つまり …
小さなチカラで大きなモノを
いかに効率良く 「動かすか」 という
意味でもあります
これを …
仕事 (ビジネス) や
活動へ当てはめると
どんな小さなグループでも
若者でも・老人であっても
(つまり弱者であっても)
大企業や世界を変える方法はある
… ということになりますよね!
大相撲で、平幕の力士が
圧倒的に強い横綱と取り組みして
勝つことを
「金星=きんぼし」 と言いますが
この 「金星が起こる」 ためには
実力+運+作戦 という
3点セットが必要です!
この 「作戦」 においても
小さなチカラで大きなモノを
いかに効率良く 「動かすか」 という
「テコの原理」 の考え方が
大いに利用されています!
いろいろなビジネスに乗り出してしまうと …
ランチェスター戦略では
弱者の戦略として 「局地戦で戦え」
… という原則があります
「シェア2位以下」 の場合は
範囲を限定した戦いをすべき!
という内容です
「広い領域」 で戦っては
少ない戦力を分散されてしまい
ますます勝つ見込みが
なくなってしまう
逆に 「狭い領域」 では
強者は持っている
大きな力を発揮できないため
「弱者の方」 に
「勝つ可能性」 が出てくる
「自分たちは弱者」 というキーワード!
★ ランチェスター「弱者の戦略」
① 徹底的な差別化
… 大企業と同じことはしない
② 一点集中主義
… 何でもかんでもメニューにしない
… 専門店ということを重視!
③ 局地戦
… 顧客マーケットを限定する
… 下手な鉄砲・数打ちゃ当たるはNG!
④ 接近戦
… 猫も杓子も取りに行くような販促には乗らない
⑤ 一騎討ち戦
… 限られたお客様だけは逃さない
… その他のお客様は
逃げられても仕方がないと考える
⑥ 陽動戦・ゲリラ戦
… 大企業ができないような
スピードと奇襲戦法
本業の調子が上がってくると …
いろいろなビジネスのことが
経営者の、感性鋭いイメージに浮かんできて
多角的な経営に乗り出し始めます!
① それが、本業との関連性がある
派生展開であっても
② または、それが
本業との関連性が薄い
異業種への参入であっても
「多方面の事業」 へと
乗り出していくパターンを
よ~く、目にしますよね!
★ ここで、気を付けなければいけないのは
(特に、中小企業や個人事業の場合)
自分の持っている
戦力 (兵力) を過信して
つまり、自分自身で
自分自身のことを過大評価して …
◎ いくつもの戦いを
◎ 異なるエリアで
◎ 同時進行させてしまうと
いくつかの戦いでは
好結果が生まれない (=敗戦する)
リスクが高いばかりか
最悪の場合は、すべての高いで
「全敗=ぜんぶ負け」 となる
危険性が大きいということです
このランチェスター戦略の
考え方の土台ともなっているのが
お馴染みの 「孫子の兵法」
約2,500年前の
紀元前513年に書かれたという
「孫子の兵法」 の中には
弱者が強者に勝つ
という視点に着目して
書かれている内容が
いくつも見受けられます
① 先ず防御あり
⇒ 攻撃優先は避ける
② 速戦即決が重要、長期化は避ける
⇒ 戦争は 「人・物・金」 の大量消耗戦
戦いが長引くと
国家の消耗が大きくなるので
戦いは長引かせてはならない
③ 戦争は 「正攻法」 と
「奇襲攻撃」 の組み合わせで
無限の戦い方がある
④ こちらのペースで戦うようにする
⇒ 相手のペースに乗らない
⑤ 自軍の戦力を集中し
敵の戦力を分散する
そして、この 「局地戦の原則」
以前は 「小者=弱者の原則」
などと呼ばれていましたが
最近では、世界最強の軍事大国
「アメリカ」 ですら
世界各地の紛争地域の中から
選んだ地域だけにしか
兵力を派遣しないようになっています
こうした例は …
本当に 「ビジネス」 にも
通用すると思うわけです!
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