飲食店の「居心地の良さ」を軽く考えている店舗が多い?
お盆休みの最終日、この日を過ぎると、
一気にお客様の流れが減速してしまう店舗も多いかもしれませんね!
逆に、ビジネスマンの出社が始まって、
夜を中心として活動している居酒屋さんなどの店舗は、
やっと「暇との戦いから解放される」のかもしれませんね!
さて今日は、
飲食店や商業施設の「居心地(いごこち)」に
フォーカスしてみたいと思います。
節電が大きく語られています!
TV、新聞、お役所、公共交通機関の駅も、
「節電にご協力を…」、
CMが流れ、大きなポスターが貼られています!
そして、一般消費者も、
「電気を使うことは大罪」のような感覚に入っています!
しかし、その本音はどうなのでしょうか?
飲食店や商業施設に入り、
その瞬間に外気温よりも「モワっ」と感じる!
この瞬間に、不思議なもので、
「何かを買おうと思っていたモチベーション」や、
「何かを食べようと思っていたモチベーションは」、
「急激に減速する」ものです。
一般消費者が言葉として発する「原稿」と、
カラダが求める「快適さ」には、
大きな開きがあるのが現実です。
つまり、言葉は、
「道徳」「倫理」などが含まれて発せられていきますが、
カラダの快適は、そのようなことを考える前に、
条件反射してしまうということなのです。
店内(館内)の室温設定をあなどってはいけません!
そして、デジタルメーターに表示される室温を、
信じてはいけません!
唯一、信じることが出来るのは「体感温度」です!
私のクライアントではない店舗でも
この「体感温度」のことを伝えるために、
少々ひどいことをしています。
「いらっしゃいませ」と言われ、店内に入り、席に座る。
お水やおしぼりやメニューが出てくるが、
この体感温度で「モワっ」と感じた瞬間、
私は「暑いね!」とひとこと言い、
「また来るね!」と、帰ってしまうようにしています。
いや~なお客さん…と思われるかもしれませんが
言葉で説明するより、態度で表わした方が、
店長をはじめスタッフの方へ、
体感温度の重要性、そして居心地の重要性が伝わると思うからです。
外気温によっては、
料理やサービスのレベル以上に大切な場合もあります。
居心地の良さ…英語でアトモスフェアと言いますが、
今一度、真剣に取り組んでみてはいかがでしょうか?