ミーティングに「すごい会議」の手法を導入してますか?…PART2
2005年6月に発行された、大橋禅太郎氏が提唱する「 すごい会議 」
はじめて読んだ時は、とても衝撃的な本でしたが、発行から7年を経過してもまったく色あせることなく、さまざまな場で活用させていただいています。
さて、PART2 のスタートです。
PART1 で作成した「ドーナッツ型の戦略的なフォーカス」に、ニックネームを設定するところから始めてみたいと思います。
「議題」担当部門で、XX年YY月ZZ日までに、それぞれ何を達成するか? |
それぞれの担当部門で、
XX年YY月ZZ日までに、それぞれ何を達成すれば、戦略的フォーカスが達成できるか?(それぞれ、3~5個/例①②③④⑤を書く)
「議題」自分の部門の達成のために、他の部門にして欲しいことは? |
- ①を達成するための、他部門へのリクエスト
- ②を達成するための、他部門へのリクエスト
- ③を達成するための、他部門へのリクエスト
- ④を達成するための、他部門へのリクエスト
- ⑤を達成するための、他部門へのリクエスト
「目標達成のための計画」ができあがる |
これらが出そろうと、
目標達成のための計画「コミットメント・リスト」が出来あがる
※コミットメント=約束ごと(部門別にまとめた戦略的フォーカス達成のための活動)
※メジャーメント=その行のコミットメントがうまく行ったときに、どんな成果があがるのか?
定期的に顔をつき合わせて、 コミットメント・リスト進捗の相互チェックをする |
- 進捗チェックは、リアルに顔をつき合わせて行ないます
- メールやWEBサービスは補助的な手段と考えます
「最後に」フロー(会議の流れ)が進むにつれて、達成されてくること? (会議の参加メンバーは、何を手に入れることができるか?) |
- 1. 中心となるメンバーが緊張感を持ってそろう
- 2. 人の意見を気にすることなく、それを発表する仕組みを手に入れる
- 3. 参加させられているという感じから、「なにかやってやろう」という気分を手に入れる
- 4. 前向きな雰囲気を手に入れる
- 5. 達成しようとしていることへの本当の障害が、前向きな形で明らかになる
- 6. 共有共感の持てる、短期的で明確な目標を手に入れる
- 7. 目標達成の担当分野の明確化を手に入れる
- 8. 目標達成のための計画を手に入れる
- 9. 計画の進行管理方法を手に入れる
- 10. 目標達成の障害へ、システマティックにアプローチし、討議し、解決する方法を手に入れる
実際に、この手法でミーティングを動かしてみて私が思ったことは、
もし本当に、このチームが、期間内に戦略的フォーカスを達成した場合、
達成された目標(増収された金額)の何パーセントを、報酬(または、ベネフィット=便宜)としてチームへ還元できるか?
これを、事前に提示しておくことは、とても重要なことだと思います。
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