実は、社長を上回る決裁権を持っているのが、支配人&店長です!
会社に、
ほとんど許可を得ることなく、
そして、
稟議書も、申請書も、報告書もなく、
①毎日、食材仕入れを発注し
②自分自身の公休日を決め
③自分自身の勤務時間を決めることができ
④パート&アルバイトのシフト決めができる
それが、飲食業界の、店長や料理長です。
誤解してほしくないのは、
それが悪い!
と言っているわけではありません。
僕も同じように、
業界人として、雇用されていた、
20年間以上は、
ほとんど、自分で決めてましたから(笑)
ただし、売上の60%以上の経費を、
こうした、
現場監督者がコントロールしている!
ということを、
そして、経営者から信頼され、
任されているということを、
ともすれば、
忘れがちになってしまいます。
考えてもみてください。
業界が違えば、
売上の60%どころか、
売上の、
わずか0.5%の経費を使うことでさえ、
①社内の決裁者へプレゼンし
②稟議書を作成し(上手な作文)
③多くの決裁関係者の印鑑をもらい
こんな感じが、普通だったりするのです。
売上の60%を、
コントロールする権限を持っているとは、
これは、ある意味、
社長を上回る決裁権かもしれません(笑)
そして、店長や料理長に託された、
その巨大な決裁権の結果いかんで、
お店の存続や閉店、
お店の拡大や縮小などが左右され、
そして、
そこで働くスタッフの生活までもが、
少なからず影響を受けるのです。
だから、決して忘れてはいけない、
自分が売上の60%以上の、
経費をコントロールしていることを!
というお話でした!