「選択肢が多すぎる現代」 は 「ランキング表示」 が 「お客様からの好印象」 を引き起こす!
とにかく …
「選択肢=せんたくし」 が 「多すぎる」
… そんな、現代社会です!
虫に刺されて
ドラッグストアへ塗り薬を買いに行くと
あるわ!あるわ!
何種類も似たようなボトルが~ (笑)
★ 選べないよ~
歯磨き粉を替えようかな?と
イオンへ行けば
これまた
あるわ!あるわ!
販売価格
100円くらいから2000円くらいまで
ざーっと見ても
30種類以上の歯磨き粉
★ 選べないよ~
日本だけではない
先進国と呼ばれる国の消費者たちは
同じような 「選べない悩み」 を
持っているかもしれません!
そして、こんな現象は
飲食店などの 「お店選び」 でも
同じことが起きているわけです!
② 誰もが知ってる
著名人が選んだメニュー
③ 他の消費者から人気のある商品
こんなように
他の人が選んだ商品やサービスを
自分も選んでしまう現象
「選択肢のあり過ぎる現代」 では
★ 仕方のない現象
… なのかもしれませんね!
そこで …
「ランキング表示」 の登場です!
街じゅうのサイン (ポスター・看板)
TV画面|インターネット画面
いたるところで見ることができる
「ランキング表示」
あなたの 「ご商売」 に
活用されてはいかがですか?
6個入りだったら3ヶ月に1回かな??
先日も 「銀だこ」 さんの前を通って
★ オヤツに食べようかなぁ~
実は、1ヶ月間で、こうした気持ちに
5~6回、襲われるのですが …
実際に、お伺いするのは
「3ヶ月に1回」 程度なのです
いったい、それは、どうしてか?
1人前の【量】です!
「銀だこ」 さんは
もともと 「6個入り1人前」 を
中心に販売していましたが
数年前に、客単価UPを狙って
「8個入り1人前」 に
メニュー改造を行ない
なんと 「6個入り」 を
廃止してしまいました!
ところが、これが不評で
全体売上が下がってしまったことから
数ヶ月間で 「6個入りメニュー」 を
速やかに、再開させています
しかしながら、それでも
1人で行って
「オヤツ」 として考えると
やっぱり 「6個は多い」 のです
もし、もしですが …
▶ 3個入り
というメニューがあったら
私は、1ヶ月間に5~6回は
「銀だこ」 さんへ行くと思います!
単純に計算してみましょう!
① 1回あたり3個食べる
(=3個買う)
② そして1ヶ月間に5回行く
上記 ① + ② とで
1ヶ月間で 「15個食べる=買う」
ということになります … <パターンA>
いっぽう、現在はどうか?というと
③ 3ヶ月間に1回行く
④ 1回あたり6個食べる (6個買う)
上記 ③ + ④ とで
1ヶ月間で 「2個しか食べない」
ということになります … <パターンB>
<パターンA> と
<パターンB> とを比較すれば
どちらが、売上に貢献しているか?
「一目瞭然」 だと思います!
このようにメニュー決めの際の
【量】の設定というのは
ある程度の期間で考えると
総売上 (経営) へ
強烈な影響をもたらします!
1パック3個入りだったら買わない!
… 「価格設定と量」
これくらいの
価格にしておけば
イイんじゃないの?
そんな考え方は …
▶ まったく、通用しません!
◎ 1パック2個入りだったら
買うけれど
◎ 1パック3個入りだったら
買わない!
または …
◎ 1個400円だったら
1個しか買わないけど
◎ 1個350円だったら
2個買う!
▶ このように …
先に 「値段」 あり
先に 「量」 あり
といった
お客様の消費スタイルが
一般的になってきています!
▶ つまり、お客様は …
「価格設定」 と 「量」 とから
第一印象・一瞬で
「コスパを測定する」
そうした能力が
急激に 「進化した」 ということです
言い換えれば …
経営で最も大切だと言われる
「価格の設定を」 慎重にならないことで
ご商売での 「売上」 を
かなり 「逃して」 います!
これくらいの
価格にしておけば
イイんじゃないの?
ものすごく多く見受けられる
幹部会議 (店長会議) などの光景で
お客様にとっては
もっとも大切だと思われる
そんな売価そして量が
とっても 「ファジー」 に
決められている!
これでは
お客様の支持を得ることは
難しいかもしれません!
… 1年間で考えると …
商品やサービスを購入してくれる際に
◆ お客様が最後に通り抜ける 「ドア」 が
言うまでもない 「価格」 です!
しかし相変わらず
ご自分の 「商品やサービスの値付け」 を
ビックリするほど
ファジーに考えている方々が
多いのかな?そう思います
▶ わずか 「50円の違い」 が
1年間でどれくらいの差になるのか?
そう考えると鳥肌が立つくらいです!
いまどきの値付け (プライシング)
<松><竹><梅>
とっても長~い 「商いの歴史」 の中で
<3種類の価格>を用意することで
<真ん中の価格のメニューが売れる>という
ある意味<変わることのない法則>
とまで言われ続けた手法が
変わりはじめて来ています!
② 竹:900円
③ 梅:700円
~ やっぱり、真ん中の 「竹」 にしておこう!
上記の流れが
変わってきているのです
真ん中を選ぶことに
変わりはないのですが
真ん中を2つ用意する!
という手法が
主流となってきているのです!
つまり …
<竹A>と<竹B>を用意する!
ということです
下記のようなイメージです
② 竹A:950円
③ 竹B:900円
④ 梅:700円
私たちが調査したところでは
<竹A>が1番人気となりました!
この少しの客単価の違いが
いろいろな部門のメニューで起き
それが1日/1ヶ月/1年と
どんどん積み重なっていくと
収益に相当の違いが生じることは
言うまでもありません
「メニュー価格=価格帯の設定」 についてです!
例えば
セブンイレブンで
主要 「30%の品目」 を
もし 「30円ずつ値上げ」 したら
客単価が 「30円上がって」
1日の売上は上がる?
そんな
単純な結果になりますか?
それとも一部のお客さん
(多くのお客さん) が
ローソン・ファミマなどへ
流出してしまって
逆に売上は
下がってしまうことになりますか?
これらはすべて
「客単価×客数」 で成り立つ
… 「商売の大原則」 です
↓ ↓ ↓
だから 「売価=値付け」 は
「経営そのもの」 なのです!
売価=値付けを
現場責任者 (店長) や
社員に任せてしまった瞬間
それは 「経営者」 が
「試合放棄」 したのと
「同じこと」 です!
日本を代表する経営者である
「稲盛和夫さん」 の
有名な一節が下記です!
"値決めは経営である"
だからこそ …
「メニュー価格=価格帯の設定」 は
経営者にしか決められません!
しかしながら
特に 「飲食業界」 においては
何よりも大切な 「値決め」 が
… あまりにも軽く見られています
◇ どんなメニューを作るのか?
◇ どんなメニュー名にするのか?
◇ どんな味にするのか?
◇ どんな盛り付けにするのか?
◇ どんな食器を使うのか?
◇ どんな提供方法にするのか?
上記のような 「メニュー開発」 へ
「一生懸命」 になり過ぎて
(盲目になってしまって)
何よりも大切な 「値決め」 が
いつも 「最後の最後」 に
後回しにされるのが一般的です
"値決めは経営である"
値段も決まらないのに
つまり 「どんなお客様」 に
提供したいのか?
提供するのか?
それも定まっていないのに
もっと言えば
購入してくださる
(来店される) お客様についてを
明確にイメージできていないのに
コレやったらイイ!
アレやったらイイ的な
盲目的な思いつきで
メニュー開発へ一生懸命になっても
そのメニューが売れる可能性は
非常に少ないわけです!
まさに 「こうした考え方」 が
「プロ経営」 ということになります!
独立して自分のお店を持った
料理人さんやサービスマンたちの
「約95%が失敗してしまう原因」 が
料理の勉強はしてきたけれども
経営の勉強をまったくしていない!
… ということになります
① どんなお客様に提供するの?
② お値段はいくらで販売するの?
③ 上記 ①+② の環境下で
どんなメニューを開発するの?
… このような 「順番」 です!
① が 「戦略」 で
② ③ が 「戦術」 と呼ばれてます!
"戦略なきところに戦術なし"
有名な 「孫氏の兵法」 にも
下記のような一文が記載されてます
戦略なき戦術は
勝利に至る
もっとも遠い道のりである
戦略なき戦術は
敗北の前の
戯言 (たわごと) である
↓ ↓ ↓
「戦略的」 な
「プロ経営」 という観点で
メニューの
「売価設定=値決め」 についてを
見直してみませんか?
★ お問い合わせは
今すぐ 「下記ボタン」 から
▼ 食ビジネス経営の参考書 (閲覧無料)