ご近所同士 「同業種の商売」 で 「共存共栄」 … それは、ほぼ不可能かと思います!
もし、もしですが …
例えば、札幌市内の
「すべての飲食店」 で
老若男女を問わず
札幌市民 「全員」 が
「お客さん候補者」 である
そう考えたとしても …
札幌市内
「すべての飲食店」 の
お客さんの数の限界値は
1日あたり
札幌市の人口である
「197万人」 です!
↓ ↓ ↓
お客さん候補者の数には
「限り」 があります!
↓ ↓ ↓
こうした現実を
まるで 「無視」 するかのように
どんどん新しいビルが建ち
どんどん新しい商業施設が建ち
その中に、テナントとして
どんどん 「新しい飲食店」 が
新規オープンして行きます!
↓ ↓ ↓
お客さん候補者の数には
「限り」 があります!
↓ ↓ ↓
そして、その …
お客さん候補者の 「限界数」 を
札幌市内のすべての飲食店舗数で
分けているのが現実ですが …
↓ ↓ ↓
例えば …
「5000店舗で」 分けるのか?
「1万店舗で」 分けるのか?
「1万5000店舗で」 分けるのか?
「2万店舗で」 分けるのか?
↓ ↓ ↓
当然ですが
札幌市内すべての飲食店の
「店舗数が少ない方」 が
1店舗あたりの
お客さん獲得チャンスは
大きくなります!
一般的な
「生活=人生」 とは異なり
ビジネスの世界で
勝ち負けにこだわらない人が
経営&運営していて
自然の流れだけで
勝ち残っていける?
生き残っていける?
… それはないですよね?
ビジネスの世界は
そんなに甘くないわけです!
大好きな海外ドラマ
「ザ・クラウン シーズン4」 で
エリザベス女王と
サッチャー首相の掛け合いがあり
サッチャー首相役の
ジリアン・アンダーソンが
(Xファイルのスカリー役で有名)
今から150年前くらいの
英国の詩人 (スコットランド生まれ)
「チャールズ・マッケイ」 が書いた
詩 「No Enemies」 から引用した言葉で
エリザベス女王に反論するセリフが秀逸で
… 感動しました!
君は言うのか?
ああ!悲しいかな!友よ
勇気の乏しいことだ
務めを果たさんと戦いに出る
勇敢に耐え忍ぶ者であれば
必ず敵をつくるものだ!
君に敵がいないのは
君の成し遂げた仕事が
取るに足らないことを意味する
君に敵がいないのは
戦おうとしなかったから
一度も裏切られなかったのは
悪の企みを
阻もうとしなかったから
悪しき行ないを
正そうともせず
戦いにおいて
臆病者だったということだ
by 詩人 チャールズ・マッケイ
ご近所同士のお店で
仲良く 「共存共栄」 する
もちろん、それは …
良いことかもしれませんし
一般的な
普通の生活=人生であれば
それは可能かもしれません
しかしながら
ビジネスとなると
ハナシは変わってきます
ご近所同士 「共存共栄」
それは難しいですし
ほぼ不可能かと思います!
ビジネスは
ある意味で 「弱肉強食」 です
生き残るか?
消滅するか?
食うか?
食われるか?
ご近所同士のお店で
仲良く 「共存共栄」 する
パートさんや
アルバイトさん
または若い社員の感覚であれば
理解できなくもないです
だって、嫌われたくないし
出来れば、好かれたいです (笑)
しかしながら
経営者・経営陣・店舗管理者などが
このような感覚で
経営&運営しているようでは
例えば
危機に瀕した時でも
「和が大切」
だから 「沈没するとき」 も
手をつないで 「全員いっしょ」 に
仲良く 「沈んで」 行く
… ということになってしまいます!
まるで “友だち食堂" のように
知人・友人を
お客さんとして集めてきて
「あー忙しい」 などと言っているうちは
まだまだ商売の赤ん坊のようなものです
本当の勝負は
「そこを過ぎてから」 始まります!
「持続可能な商売」 のためには
知人・友人相手ではない
本当の意味での 「集客」 について
プロフェッショナルに
ならなければいけません
そうしなければ …
この 弱肉強食 の
中小企業・個人経営・家族経営といった
スモール商売な世界の中で
勝ち残って (生き残って) 行くこと
… とても難しいのが 「現実」 です!
中小企業&個人事業の
「店舗型の商売」 では …
「足元商圏」 の人たち
そして 「1次商圏」 の人たちを
いかに多く獲得できる業態かどうか?
それが、経営を …
「持続できるかどうか」 を
左右します!
また …
①
「足元商圏」
そして 「1次商圏」 の
その 「エリアの中」 に
自分たちの業態の
お客さんとなり得る人口が
何人くらいいるのか?
②
そして、商売が成り立つためには
① に書いたお客様を
毎日 「何組・何人」 と
獲得し続けなければならないのか?
(それは現実的で達成可能な数値か?)
③
さらに、同じようなお客さんを
ターゲットにしている 「競合店」 が
自店の 「足元商圏内」 「1次商圏内」 に
何店舗くらいあるのか?
①+②+③ のような
「マーケティング活動」 が
経営を持続できるかどうかを
左右します!
【 ことば解説 】
「1次商圏」 とは
商圏の中でもっとも顧客が多く
来店頻度が高いといわれる範囲です
「1次商圏」 にいる人たちを
どれだけ抱え込めるかで
店舗の運営状況は大きく左右されます
「1次商圏」 の 「目安」 は
一般的には 「徒歩15分圏内」 ですが
さらに 「1次商圏の内側」 に
「足元商圏」 があります!
「足元商圏」 は
「徒歩5分圏内」 という
「東西南北・信号2つ分の半径」
… 超近距離範囲です
特に 「オフィス街」 においては
「足元商圏」 の人たちが
最も来店頻度が高いわけで
「足元商圏」 の人たちに
商売を支えてもらっているケースが
… 「ほとんど」 です!
さて …
これから始めようとしている業態
または、いま営業している業態は
【A】
「足元商圏の人たち」
「1次商圏の人たち」 が
望んでいる業態なのでしょうか?
【B】
「足元商圏の人たち」
「1次商圏の人たち」 から
求められている業態なのでしょうか?
【C】
「足元商圏の人たち」
「1次商圏の人たち」 から
必要と思われている業態なのでしょうか?
1つの考え方として …
「3つの角度」 から
「3種類の集客」 を考えると
「持続可能な運営」 が
… 見えてきます!
① いま来てくれているお客様への
誠実で親切で安定した対応
(リピートの強化)
② 1ヶ月~3ヶ月以内に
GETできる (できそうな)
=新しいお客様を獲得する活動
③ 3ヶ月後~1年後 (さらに未来) に
お客様となってくれそうな方への活動
↓ ↓ ↓
そして …
上記 ② と ③ との
大切な活動を進めるのにあたって
もっとも重要なことが
「足元商圏」 の人たち
「1次商圏」 の人たちが
◎ 望んでいること
◎ 求めていること
◎ 必要としていることを
ハッキリと理解し
それを受け入れることです!
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