強い部分を「もっと強くする」ことも、ディフェンスのひとつです!
数日前のゲームで
ウルグアイに惨敗した
サッカー日本代表「ザックJAPAN 」
ディフェンスが弱い日本
だから、早急にディフェンスを強化!などと
TVやネットでは専門家が力説しているが
(センターバックのレギュラー選手交代など)
サッカーの専門家でもない私が
このようなことを書くと怒られそうだが (笑)
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弱みを改善しようとする
その一方で
強みを、もっと強くする
or 違う強みを育て強化する!
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こういう考え方は、どうだろうか?
★具体的に言うと
もの凄い「速攻」ができるチーム!
ということだ。
相手チームの
監督や選手の側になって考えてみると
もし、自分のチームが
攻め過ぎて失敗した場合に
相手チームの
世界に誇るような「猛烈な逆襲 (速攻) 」が
押し寄せて来ると分かっていたら …
果たして
深くまで攻め続けられるだろうか?
相手の逆襲を考えながら攻めることになれば
当然、その逆襲のリスクを考えながらの攻めとなり
必然的に、攻めのパワーは弱くなり
結果、ディフェンスしているのと
同じことになる!
こういう考え方は、成り立たないだろうか?
(最近ハヤリの言葉でいえば ”抑止力” )
(おなじみの故事では ”攻撃は最大の防御” )
★そして、このような考え方は
ビジネス現場においても存分に成り立つもので
自社や自店の「弱みを改善する」より
「強みを、さらに強くする」ことで
弱点を補ってくれる例は
現実に、いくつも知るところである。
★例えば、食事型の飲食店では
ランチタイムとディナータイムが強く
14:00〜17:00の
いわゆるアイドルタイムと呼ばれる時間帯は
もともとお客様の
「食べる」というニーズが少ないため
どうしても、集客が弱くなる!
ケーキなどのスイーツに力をいれたり
時間帯限定でドリンクバーなどを導入し
その弱い時間帯の強化を計っている例はいくつも見るが
上手くいっているという話は、聞いたことがない (笑)
それよりも
もともと強いランチタイムやディナータイムを強化し
強い時間帯の売上を、さらに増やすことの方が
弱い部分を補う結果となることが多い。
これが現実でもある。
★私は、サッカーの経験者でもないし
サッカーの監督やコーチでもないので
熱狂的なファンの方からは
「お前は何を言ってるんだ」と言われそうだが (笑)
ザックJAPANの結果を見ながら
こんなようなビジネス例が、思い浮かんできて
ある意味では「ありがとう」と言いたくなった (笑)