円安で 「どれだけ観光客が増えても」 輸入で仕入れる業界のダメージは補てんできない!
今年はじめて 「1200万人」 を超えた
35%も 「円安」 になっているわけで
あらゆる日本の商品やサービスが
「3割引き ~4割引き」
ある意味では、あたり前の結果でもあります。
ちなみに 「2年前 2012年と比較」 して
350万人ほど、増える!ということです。
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さて、観光客1人あたりが
国内消費で5万円使ったとして
(下記の仮定条件で考えます)
① 増えた350万人には、子供も含まれている
② 実際は1グループで、10万円以上は使うでしょう
③ 航空券 … 観光客は自分の国で購入 (日本への貢献なし)
④ ホテル代 … 観光客は自分の国で購入 (日本への貢献なし)
5万円 × 350万人 = 1千750億円
円安が貢献していると思われる
そんな業界の一例として
上記のような試算をしてみました。
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いっぽうで、円安によって
大変な苦労をすることになってしまった
そんな業界があります。
「外食業界」 です。
ほとんどの食材は 「輸入」 によって
各店舗のキッチンへ、仕入れれられています。
円安によって、この業界の仕入れが
10~50%も値上がりしている現実。
大手のチェーン店は
メニュー価格の値上げによって対応しているが
中小企業の飲食店や、個人経営の店舗は
そうもいかない = なかなか値上げできない。
ちなみに、この外食業界の
日本国内での市場規模は
「年間24兆円」 とも言われてます。
市場規模が 「1%ダウン」 するだけで
2400億円の売上が、なくなることになる。
市場規模が 「2%ダウン」 するだけで
4800億円の売上が、なくなることになる。
そして 「売上高の約30%が人件費」
と言われている外食業界 (業態により異なる)
仮に 「市場規模が4800億円ダウン」 すれば
その 「30%程度=1440億円」 の
日本国内で働く人たちへの、給与が支払いが、なくなります。
つまり、給与カットまたは人員削減を、せざるを得ない。
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今日、お話ししたかったことは
「円安によって」
どれだけ、外国人観光客の数が増え
外国人からの観光関連売上が増えたとしても
「円安によって」
ダメージを被る、こうした外食業界の例のような
マイナスの経済効果は、けっして補てんできない!
そして、これらの現状を
なぜ、TVや新聞のニュースが解説しないのか?
かなり、疑問に思っているわけです。
<グラフの数値・出典> 日本政府観光局 (JNTO)
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