尊敬する大前研一先生のメルマガから興味深い内容が…

2013年5月20日

『北方領土問題 … 現状を理解せず外交姿勢も一貫しない前原外相に猛省を促す 』というタイトルで、ロシアとの外交のあり方を解説する内容であったが、相変わらずの鋭い視点に感銘を受けた
以下、大前研一先生のメルマガ本文から…

前原外相は「力の外交を展開するなら徹底的にやれ」

歴史的な背景を認識しつつ、今日の日ロの友好関係から、ロシア側は「2島先行返還」「面積等分」などのプランを提示し歩み寄る姿勢を見せていたのに、それを全くの無駄にしてしまったのです
余りにも前原外相の態度がひどいために、ロシア側も「そこまで 言うなら、2島先行返還もない」と態度を変化させてしまいました
「外交態度に一貫性がない」ことも致命的だと私は感じています
例えば、ロシアは中国や韓国の企業と合弁で北方領土での事業を開始するような動きを見せていますが、前原外相はこれについて、どのように対処するつもりでしょうか?

もし私が前原外相ならば、「ロシアとの合弁事業を始めた企業には、今後一切、日本との交渉・交易を認めない」という強い姿勢を打ち出し、抑止力として利用することを考えます

もちろん、私はこのような姿勢に同意もしませんし、推奨もしません
しかし、今行われている前原外相の外交からすれば、このような態度に出ないとつじつまが合わないはずです。外交の一貫性が失われます

ロシアの合弁事業の呼びかけに対して、大連のある企業が手を挙げているとの噂がありましたが、大連市当局はすぐに否定し、該当企業の特定に乗り出す姿勢を見せました
なぜ大連市がこうした行動に出るのかと言えば、大連にとっては「ロシアよりも日本が大切」であるためです。ゆえに、大連市の企業はロシアとの合弁事業には参加しないと表明するのです

前原外相が「力の外交」を押し通そうとしているならば、ここまで徹底的にやらなくては意味がありません
韓国でも中国でも、ロシアと北方四島の合弁事業に手を出すなら、いっさい日本との交易を認めないと表明し、企業名を名指しで公開しても良いくらいだと思います

そこまでの覚悟もなく、だらしない外交を展開しているのですから、全く目も当てられない状況です

以上のような内容ですが、発言にパワーと重みがあります
大前先生の文章に良く登場するフレーズが「もし私が□□さんだったら…」という部分があるのですが
この内容がいつも独特で、今の私にこの発想は出てきません。私もあと3年以内くらいに、これくらいの重さを身につけたいもんです

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