節電は「大型商業施設の家主」にとってはラッキーだった!

2013年5月20日

 

たまにはシリアスなことを書きます。
少しだけ長文です。お時間のある方はお付き合いください。

大型商業施設に「絶好のチャンスが到来」している!

<節電>という伝家の宝刀を武器に、エアコンを削減し、照明を消す。
<暑い&暗い>と、お客様が、どんなに不快な思いをしても、
<節電>の2文字が洗い流してくれる。

そして何が起きるか?

お見事 …!

大型商業施設の、巨額な「経費削減」が達成され、
放っておいても、大型商業施設の家主の儲けが増え、
そして彼らの懐が潤うという段取りだ。

「せ・つ・で・ん・様・様」というわけだ!

※全館のお客様の数が減っても、テナントは定額の家賃を支払うので、
大型商業施設の家主にとっては、家賃収入は減らない。
けれども巨額の電気料金は削減できる

人の良い、日本人のお客さんは、
このような、お客様に不快な思いをさせる商業施設をボイコットしないが、
アメリカや中国やシンガポールで、この手法は通用しない。

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さて、「漢字」のお話をしてみたい。

<節>… 節約、節制、そして、節電。

ひょっとすると「節」という漢字の意味を、
勘違いしている「お客様相手の経営者たち」が多いのかな?と思う。

日本語には素晴らしい言葉がある。
それは<節度のある>という言葉だ。

「節」から始まる熟語のほとんどは、
この意味から「節」という漢字を使用していると言っても過言ではない。

辞書には、こんな風に解説が書いてある。

<節度のある>=行き過ぎのない、適当な程度。

これをお客様商売に当てはめると、
どのように解釈すればいいか?

それは、
お客様に許していただける程度の「節」
お客様に理解していただける程度の「節」

このように僕は理解したいと思っている。

さて、イオンやアリオは、館内が信じられないくらい暑い。
アスティ45では、1階〜上に向けてのエスカレーターが完全停止している。
1Fを入った瞬間の「冷やっと感」が売り物でもあった東急ハンズも、
今は「モヤっと」している。

これらの意図的な行為によって、
お客様の買い物意欲や、食欲が失せてしまい、
滞在時間も短くなっている。

また、暑いと体感した瞬間、即座に帰ってしまうお客様も多い。

この現実は、つまりは、お客様に許していただいていない、
そして、お客様から理解されていないということに他ならない。

大型商業施設たちの、
節度のない、そして、人の弱みにつけ込んだ、姑息な手法(利益の隠れ蓑)は、
一刻も早くやめてもらいたい。

また、そういった企業の内部にいる若手社員たちは、
ぜひとも、団結して立ち上がってもらいたものだと思う。
(絶対的な人数は、幹部より若手一般社員の方が多いわけだから)

消費税が5%になった時に、「びんじょう値上げ」という言葉が流行したが、
今の世の中、「びんじょう節電」が多すぎるような気もする。

最後まで目を通していただき、心から感謝です。

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