誰もよく知らない「店長＆料理長」の大変な仕事量…PART3
社長としてではなく、社員の筆頭幹部として店舗の運営に関与する際、
そのリーダー（筆頭幹部）である、あなたに求められる条件とは、どのようなものなのでしょうか？
＜自分のカラー＞＜自分のリズム＞を失なわず、
そして＜楽しさを忘れず＞毎日を過ごすために、を考える前に、
このテーマを考えてみたいと思います。
「外食＆食品販売ビジネスのリーダーに求められる6つのスキル」
（画像をクリックすると大きな画面が表示されます）
1. スタースキル
これは、けっこう自信がある方が多いのかと思います。
なぜなら、このスキルをもってして上部への階段を昇っていく方が多いからです。
2. 企画＆実践スキル
企画を考えるだけでは、このスキルの達成度は30％くらいです。
＜伸びそうな部分やダメな部分を見つける＞→＜プランを考える＞→＜実行する＞→＜結果を振り返る＞→＜さらなる上昇や改善をプランする＞
この繰り返し、つまり 「PDCA」 という観点から、このスキルを判断してください。
3. セールススキル
これはハッキリ明確で「売上をGETするスキル」です。
飲食店や食品販売のショップは「待ちの営業」になりやすく、自分から「集客活動」し、売上をGETしていく行動は、苦手な方が多いのです。
ところが、繁盛している店舗には、押し並べて、この活動の上手なリーダーがいます。どんなに素晴らしいメニュー＆商品と、素晴らしい接客サービスをもっていても、集客できなければ、宝の持ちぐされとなってしまいます。
4. 財務・管理会計スキル
決算書を自分で作成する必要はありません。
がしかし、原価率・人件費率から始まる、損益計算書（PL）を読めること、そして何かの投資活動（厨房の改造・個室をつくる・広告宣伝活動する）などの際に、かかる費用に対して、どれくらいの増収が必要なのかを理解することは、最低限として必要です。
5. コミュニケーションスキル
円高や豊作などから発生する外部要因を受けての「仕入の交渉」、大家さんとの「家賃交渉」、そして部下社員やアルバイトの給与に関して「社長との給与交渉」など、リーダーは、「外務大臣＋総務大臣＋経済産業大臣」をすべて兼務したようなポジションにいます。
6. ティーチング＆コーチングスキル
店舗の売上は、明日からいきなり150％にはなりません。
そして、その店舗から発生する売上の範囲内で、あなたの給料が決まっています。
つまり、あなたの給料を増やし、会社の収益を増やすためには、店舗の規模が大きくならなければいけません
（今の店舗のまま面積が1.5倍になる、または、新しい店舗を出店する、など）
それでは、店舗の規模を大きくする際に必要なことは何でしょうか？…お金ですか？…違います「人」です。
どんなにお金があっても、人がいなければ、店舗の規模を大きくすることはできません。そして「人」は「リーダーが育てる」わけです。
「自分が育てる人材資源によって自分の給料が上がる」 という考え方をしたことがありますか？
◆ 1～6のスキルそれぞれに、10点満点で自己評価をしてみてください。
残念ながら、すべてを兼ね備えている人材はいません
（そういうリーダーは、すでに自分で経営しています）
足りない部分を、2ndスタッフや経営者がサポートして補っています
◆ 基準としては、だいたい以下の通りです
＜7点以上が、2項目は必要でしょう＞
＜残りの4項目も、5点以上は必要でしょう＞
…この基準が達成されると、社長はあなたを、リーダーとして手放せなくなります。
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