日本ゴルフツアー機構が「石川遼」に対し200万円の制裁金を科す
2013年5月20日
日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、
9月12日の理事会で、8月の関西オープンと9月11日に終了したトーシントーナメントの2試合を、2年連続で欠場した石川遼に対し、規定により各100万円、計200万円の制裁金を科すことを決めた。
JGTOの小泉直会長は、
「スポンサーあってのツアーであり、2年連続欠場はあっては困る。
ツアー日程の見直しも検討しているが、来季に向けて罰則を厳しくしたい」と、処分内容を、より重くする考えを示した。
遼くんは8月のメジャー最終戦「全米プロ」の直後に行われた関西オープンを過密日程を考慮して欠場。
トーシントーナメントは、直前になって左肩の違和感のため出場を回避した。この規定により処分される選手が出るのは3年ぶり。
ちょっと待って!…「石川遼」という選手ひとりだけが、全責任を負うこととなってしまっている(JGTOという機構側には、何の責任もないのだろうか?)
さて、遼くんは
公式には、いっさい文句なく、この裁定を受け入れたようであるが、おそらく内面的には、思うところも多かったのではないだろうか。
そこで私はあえて提言したい。
日本のプロスポーツ界システムの考え方そのものが、すでに時代遅れではないだろうか?…ということを。
スポンサーにとっては、スター選手がいない大会へ広告費用を拠出することが難しいのはもっともなことだ。
しかし一方で、大会直前に、体調が悪く、満足なパフォーマンスができそうもないスター選手にとって、観客をガッカリさせることは、スター選手のブランディングとしては受け入れ難いであろう。
ということで、JGTOなどのプロスポーツを主催する機構側は、この双方の思いを納得させる「新しい大会システムへの変更」を、もっと早い段階で完了させておくべきだったのではないだろうかと、私は強く思う。
具体的にはこうだ。
スポンサーが支払う協賛金の全額から、大会の賞金へ計上する費用を減額し、その余った金額を、観客動員やTV視聴率へ貢献する「スター選手の出場費(ギャラ)」として計上する。(選手個人ではなく、協会や機構などの主催者へ支払い、手数料を引いて金額がスター選手個人へ渡る)
こうすれば、もしも何らかの理由でスター選手が欠場した場合、
そのスター選手の出場費(ギャラ)として計上される予定であった金額は、スポンサーへ払い戻され、今回のような、「石川遼」という選手ひとりだけが責任を負う必要がなくなる。
アメリカでは、スター選手のほとんどは、出場費(ギャラ)をもらってトーナメントへ出場しているし、さらに、優勝すれば、その額面通りの賞金を手にできる。
これが、プロスポーツの世界では当たり前だと思うが…
まさか、こんなところにも、「選手はみんな平等」的な、日本風のおかしな感覚が残っているとは思いたくないが…
時代は、とても早いスピードで動いている。
商品やサービスや情報を受け取る側の感覚も、もの凄いスピードで進化している。
あらゆる動きにおいて、「いつもと同じ」的な考え方は、とうに通用しなくなっている。
そんなことをリアルに感じたニュースであった。
日本ゴルフツアー機構が「石川遼」に対し200万円の制裁金を科す
2013年5月20日
日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、
9月12日の理事会で、8月の関西オープンと9月11日に終了したトーシントーナメントの2試合を、2年連続で欠場した石川遼に対し、規定により各100万円、計200万円の制裁金を科すことを決めた。
JGTOの小泉直会長は、
「スポンサーあってのツアーであり、2年連続欠場はあっては困る。
ツアー日程の見直しも検討しているが、来季に向けて罰則を厳しくしたい」と、処分内容を、より重くする考えを示した。
遼くんは8月のメジャー最終戦「全米プロ」の直後に行われた関西オープンを過密日程を考慮して欠場。
トーシントーナメントは、直前になって左肩の違和感のため出場を回避した。この規定により処分される選手が出るのは3年ぶり。
ちょっと待って!…「石川遼」という選手ひとりだけが、全責任を負うこととなってしまっている(JGTOという機構側には、何の責任もないのだろうか?)
さて、遼くんは
公式には、いっさい文句なく、この裁定を受け入れたようであるが、おそらく内面的には、思うところも多かったのではないだろうか。
そこで私はあえて提言したい。
日本のプロスポーツ界システムの考え方そのものが、すでに時代遅れではないだろうか?…ということを。
スポンサーにとっては、スター選手がいない大会へ広告費用を拠出することが難しいのはもっともなことだ。
しかし一方で、大会直前に、体調が悪く、満足なパフォーマンスができそうもないスター選手にとって、観客をガッカリさせることは、スター選手のブランディングとしては受け入れ難いであろう。
ということで、JGTOなどのプロスポーツを主催する機構側は、この双方の思いを納得させる「新しい大会システムへの変更」を、もっと早い段階で完了させておくべきだったのではないだろうかと、私は強く思う。
具体的にはこうだ。
スポンサーが支払う協賛金の全額から、大会の賞金へ計上する費用を減額し、その余った金額を、観客動員やTV視聴率へ貢献する「スター選手の出場費(ギャラ)」として計上する。(選手個人ではなく、協会や機構などの主催者へ支払い、手数料を引いて金額がスター選手個人へ渡る)
こうすれば、もしも何らかの理由でスター選手が欠場した場合、
そのスター選手の出場費(ギャラ)として計上される予定であった金額は、スポンサーへ払い戻され、今回のような、「石川遼」という選手ひとりだけが責任を負う必要がなくなる。
アメリカでは、スター選手のほとんどは、出場費(ギャラ)をもらってトーナメントへ出場しているし、さらに、優勝すれば、その額面通りの賞金を手にできる。
これが、プロスポーツの世界では当たり前だと思うが…
まさか、こんなところにも、「選手はみんな平等」的な、日本風のおかしな感覚が残っているとは思いたくないが…
時代は、とても早いスピードで動いている。
商品やサービスや情報を受け取る側の感覚も、もの凄いスピードで進化している。
あらゆる動きにおいて、「いつもと同じ」的な考え方は、とうに通用しなくなっている。
そんなことをリアルに感じたニュースであった。
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